株式会社トランスコミュニカの山本譲治です。
今回は「 WEBシステム」についてお話しします。
世間でよく聞く言葉として
- WEBシステム
- WEBサーバー
- WEBサイト
といった言葉があります。
どれも「WEB」がついていますが、何をもって「 WEB○○」と言えるのでしょうか?
一番わかりやすいのは「ブラウザーを使って見れるもの」という定義です。
この定義は基本的に正しいです。「WEB○○」といった場合、最終的には必ずブラウザーで表示できます。
「ブラウザー」とは、
- Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)
- Google Chrome(グーグルクローム)
- Safari(サファリ)
- FireFox(ファイアーフォックス)
などのソフトのことを総称した呼び方です。
もともと、ブラウザーは「インターネット」を閲覧するために作られたものでした。いわゆる「ホームページ」を閲覧するためのものですね。
やがて、ホームページだけでなく「ショッピングサイト」「ブログ」なども見れるようになり、さらには「営業システム」「会計システム」など、企業向けのサービスでもブラウザーが利用されるようになってきました。
このように、ブラウザーで表示できるシステムのことを「WEBシステム」と呼ぶようになりました。
もう少し厳密に言うと、ブラウザーで表示できるシステムにするためには、サーバーに「Apache」(アパッチ)と呼ばれる「ソフトウェア」をインストールします。このアパッチがインストールされたサーバーのことを「WEBサーバー」と呼びます。
サーバーは実は中身はパソコンと同じで、CPU、メモリー、ハードディスク(またはSSD)でできています。そこに「アパッチ」をインストールすると「WEBサーバー」に変身するんですね。
※アパッチ以外にもいくつかソフトウェアがありますが、一番有名なのがアパッチです
10年前は「ブラウザーで会計システムなんて」という感じでしたが、その後、ブラウザー・WEBの技術は大きく進歩し、ついには会計システムまでWEBシステムで、ということが普通の時代になってきました。
もしあなたが何かシステムを構築したいと思っていて、WEBシステムがよいのか、それ以外が良いのか迷っているとしたら、WEBシステムにすることでほとんどの場合は間違いがないと思います。
今後もますます技術が進歩していく分野ですし、まず廃れることはないでしょう。
WEBシステム以外にする理由がある場合もありますが、そのあたりはご相談いただければアドバイスいたします。
最近、WEB以外のシステムも各種対応していますが、あらためて「WEBシステムって素晴らしい」と実感しています。
WEBバンザイ!
株式会社トランスコミュニカ
代表取締役 山本譲治